牧野 信一

昭和五年に発表せる創作・評論に就て

「吊籠と月光と」その他

新字旧仮名 約643字・読了目安1分

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「僕は哲学と芸術の分岐点に衝突して自由を欠いた頭を持てあました。息苦しく、悩ましく、砂漠に道を失ふたまま、ただぼんやりと空を眺めてゐるより他に始末のない姿を保ちつゞけた。」 これは今年のはじめに発表された「吊籠と月光と」の冒頭の言葉で、そし…

作品情報

初出「新潮 第二十七巻第十二号(十二月号)」新潮社、1930(昭和5)年12月1日
分類NDC 914
公開日2011-09-25
最終更新2016-05-09
底本 「牧野信一全集第四巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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