槙村 浩

ダッタン海峡

――ダッタン海峡以南、北海道の牢獄にある人民××革命の同志たちに――

新字新仮名 約1,050字・読了目安2分

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春の銀鼠色が朝の黒樺を南からさしのばした腕のように一直線に引っつかんで行く 凍った褐色の堀割が、白いドローキの地平を一面に埋める ―――ダッタン海峡! ふいに一匹の迷い栗鼠が雪林から海氷の割れ目え転げ落ちる とたん、半分浮絵になった銅チョコ…

作品情報

分類NDC 911
公開日2015-06-06
最終更新2015-03-14
底本 「槇村浩詩集」平和資料館・草の家、飛鳥出版室
入力坂本真一
校正雪森

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