織田 作之助

婚期はずれ

新字新仮名 約8,081字・読了目安16分

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友恵堂の最中が十個もはいっていた。それが五百袋も配られたので、葬礼の道供養にしては近ごろよくも張り込んだものだと、随分近所の評判になった。いよいよ配る段になると、聞き伝えて十町遠方からも貰いに来て、半時間経つと、一袋も残らず、葬礼人夫は目が…

作品情報

初出「会館芸術」1940(昭和15)年11月号
分類NDC 913
公開日2011-09-02
最終更新2014-09-16
底本 「織田作之助全集 1」講談社
入力いとうたかし
校正小林繁雄

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