李 箱

熱河略図 No.2

新字旧仮名 約100字・読了目安1分

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1931年の風雲を寂しく語つてゐるタンクが早晨の大霧に赭く錆びついてゐる。 客桟の炕の中。(実験用アルコホルランプが灯の代りをしてゐる) ベルが鳴る。 小孩が二十年前に死んだ温泉の再噴出を知らせる。

作品情報

初出「朝鮮と建築 第十一集第七号」朝鮮建築会、1932(昭和7)年7月
分類NDC 911
公開日2018-01-11
最終更新2018-01-11
底本 「李箱作品集成」作品社
入力坂本真一
校正春日井ひとし

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