金 鍾漢

幼年

新字旧仮名 約302字・読了目安1分

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ひるさがり とある大門のそとで ひとりの坊やが グライダアを飛ばしてゐた それが 五月の八日であり この半島に 徴兵のきまつた日であることを 知らないらしかつた ひたすら エルロンの糸をまいてゐた やがて 十ねんが流れるだらう すると かれ…

作品情報

初出「国民文学」1942(昭和17)年7月号
分類NDC 911
公開日2019-09-27
最終更新2019-08-30
底本 「〈外地〉の日本語文学選3 朝鮮」新宿書房
入力坂本真一
校正hitsuji

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