〔花園から月かげが〕
旧字旧仮名 約128字・読了目安1分
花園から月かげが 帷をほのかな紫にけぶらせて マダムの室を訪れるとき 絢爛な裝釘を衣た私の詩集は その腕の中で 指輪の役をするだらう 詩集から私は生れ出る 花園を月影にくたくたにぬれながらタキシードの詩人は マダムの幻想にそつと近づく 詩集…
作品情報
| 分類 | NDC 911 |
|---|---|
| 公開日 | 2011-12-14 |
| 最終更新 | 2014-09-16 |
| 底本 | 「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店 |
| 入力 | Y.S. |
| 校正 | 富田倫生 |
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