桜間 中庸

動物列車

旧字旧仮名 約845字・読了目安2分

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空は美しく澄みわたつてゐて、青い西洋皿をさかさにしたやうに山と山との間にかゝつてゐました。 少年は山の中腹の芝の上に寢ころんで空の色に見入つてゐました。この山には煉瓦工場があります。煉瓦工場からは石炭の燃え滓を少年のすぐ近くの傾斜面へトロツ…

作品情報

分類NDC K913
公開日2011-12-18
最終更新2014-09-16
底本 「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店
入力Y.S.
校正富田倫生

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