桜間 中庸

墓地

旧字旧仮名 約556字・読了目安1分

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郷里につくと、その日の中にか翌日の朝かには、きつと、家の墓地に鎌と笹掃木を手にして出かける。 それに義務を感じるといふのでもない。ただその墓地が村を南から北へ大膽に見下せる高さにあることがたまたま故郷に歸つた私に喜びを投げてくれるからだ。そ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2011-12-30
最終更新2014-09-16
底本 「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店
入力Y.S.
校正富田倫生

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