今野 大力

奪われてなるものか

――施療病院にて――

新字新仮名 約607字・読了目安1分

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君はおれの肩を叩いてきいてくれる 君は親しげなまざしでおれを見る おお君はいつもおれの同志 おれたちの力強い同志 しかしおれには今 君の呼びかけたらしい言葉がきこえない 君はどんなにかあの懐かしい声で 留置場からここへ帰って来たおれに 久方…

作品情報

初出「文学新聞」1932(昭和7)年7月15日
分類NDC 911
公開日2014-06-09
最終更新2014-09-16
底本 「日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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