今野 大力

飢えたる百姓達

新字新仮名 約1,702字・読了目安3分

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稲の穂先へ米が幾粒実ったとても それが生活への打撃の少ないものはいい 一粒の種から一粒の穂先が首を天上へ―― 野は早くも荒涼 寒冷に夜はあける 稲ハセは痩せて鳥の飢えたる鳴き声に 不吉な暗示を、 百姓達は ああ どうしようもない 組合もない…

作品情報

初出「文芸戦線」1930(昭和5)年1月号
分類NDC 911
公開日2015-01-22
最終更新2015-01-06
底本 「今野大力作品集」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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