榎南 謙一

農村から

――失業反対――

新字新仮名 約894字・読了目安2分

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――よう戻って来た 娘の手を握りながら 両親は娘一人ふえたこれからの生活を考える 正月だと言って 餅を鱈腹食うて寝ては居れなかった 地主の塀からきこえる 景気のいい餅搗きの音に 餓鬼どもは咽喉をグウグウいわせて駄々をこねた お父うが鍬をかつ…

作品情報

初出「プロレタリア詩」1931(昭和6)年4月号
分類NDC 911
公開日2016-01-24
最終更新2015-12-24
底本 「日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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