森川 義信

廃園

《断片》

新字旧仮名 約382字・読了目安1分

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骨を折る音 その音のなかに 流れる水は乾き 鳶色の風は落ちて 石に濡れた額は傾くままに眠つた みえない推移の重さに 骨を折る音 その音のなかに 佯りの 眼を閉ぢて 凍える半身は 倒れるもの影とともに うつしく忘却をまつた 骨を折る音 その音…

作品情報

分類NDC 911
公開日2019-08-30
最終更新2019-08-01
底本 「増補 森川義信詩集」国文社
入力坂本真一
校正フクポー

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