森川 義信

高館

―七月の旅の思ひ出―

新字旧仮名 約148字・読了目安1分

この作品を読む Amazonで探す

高館に登りて見れば 小糠雨烟りて寒く 朽ちかけし家のほとりの 高き木に鳴く蝉かなし 苔かほる古き木に倚り その昔の人をしのべど 木々に吹く風も寂しく 消えて行く思ひ儚し 遠山の淡くけむりて 北上は北の果より その昔の夢を語らず うね/\とう…

作品情報

初出「学友 九十九号」1934(昭和9)年
分類NDC 911
公開日2018-07-26
最終更新2018-06-27
底本 「増補 森川義信詩集」国文社
入力坂本真一
校正フクポー

森川 義信の他の作品

森川 義信の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。