泉 芳朗

アコウの木

新字旧仮名 約191字・読了目安1分

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冬の光は冲天に流れて 池面は数日来じめじめ淀んでゐる アカホの木は一つ古木ゆゑに 杖のやうに気根をたより その南の枝に烏は一羽 未だ地上に達しない光を貪ってゐる 烏は ただ 黙々と 村人たちの悲しい迷信の上に不可思議な運命をまじなひ 樹下に…

作品情報

分類NDC 911
公開日2018-03-18
最終更新2018-03-20
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」国書刊行会
入力坂本真一
校正フクポー

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