野村 胡堂

銭形平次捕物控

275 五月人形

旧字旧仮名 約20,482字・読了目安41分

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一 「親分、世間はたうとう五月の節句となりましたね」 八五郎が感慨無量の聲を出すのです。 「世間と來たね、お前のところは、五月節句が素通りすることになつたのか」 平次は退屈さうでした。この十日ばかりは小泥棒と夫婦喧嘩位しか無く、平次の見張つ…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1952(昭和27)年4月号
分類NDC 913
公開日2015-12-06
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第三卷 五月人形」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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