野村 胡堂

銭形平次捕物控

060 蝉丸の香爐

旧字旧仮名 約15,417字・読了目安31分

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一 「親分、松が除れたばかりのところへ、こんな話を持込んぢや氣の毒だが、玉屋に取つては、此上もない大難、――聽いてやつちや下さるまいか」 町人乍ら諸大名の御用達を勤め、苗字帶刀まで許されてゐる玉屋金兵衞は、五十がらみの分別顏を心持翳らせて斯…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1937(昭和12)年2月号
分類NDC 913
公開日2015-06-13
最終更新2015-03-15
底本 「錢形平次捕物全集第五卷 蝉丸の香爐」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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