野村 胡堂

銭形平次捕物控

071 平次屠蘇機嫌

旧字旧仮名 約15,010字・読了目安30分

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一 元日の晝下り、八丁堀町御組屋敷の年始廻りをした錢形平次と子分の八五郎は、海賊橋を渡つて、青物町へ入らうと言ふところでヒヨイと立止りました。 「八、目出度いな」 「へエ――」 ガラツ八は眼をパチ/\させます。正月の元日が今始めて解つた筈も…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1938(昭和13)年1月号
分類NDC 913
公開日2015-06-01
最終更新2015-03-08
底本 「錢形平次捕物全集第五卷 蝉丸の香爐」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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