野村 胡堂

銭形平次捕物控

042 庚申横町

旧字旧仮名 約14,278字・読了目安29分

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一 「親分、向うの角を左へ曲りましたぜ」 「よしツ、手前は此處で見張れ、俺は向うへ廻つて、逆に引返して來る」 平次とガラツ八は、近頃江戸中を荒し廻る怪盜、――世間で『千里の虎』と言ふのを、小石川金杉水道町の路地に追ひ込んだのです。 「合點だ…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1935(昭和10)年7月号
分類NDC 913
公開日2015-06-28
最終更新2015-03-08
底本 「錢形平次捕物全集第六卷 兵庫の眼玉」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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