野村 胡堂

銭形平次捕物控

057 死の矢文

旧字旧仮名 約13,235字・読了目安26分

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一 相模屋の若旦那新助は二十一、古い形容ですが、日本橋業平といはれる好い男の癖に、去年あたりからすつかり、大弓に凝つてしまつて、大久保の寮に泊り込みのまゝ、庭の垜で一日暮すことの方が多くなりました。 主人の喜兵衞はそればかり心配して、親類や…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1936(昭和11)年11月号
分類NDC 913
公開日2014-03-27
最終更新2014-09-16
底本 「錢形平次捕物全集第八卷 地獄から來た男」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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