野村 胡堂

銭形平次捕物控

147 縞の財布

旧字旧仮名 約10,511字・読了目安21分

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一 「親分、元飯田町の騷ぎを御存じですかえ」 「何んだい、元飯田町に何があつたんだ」 ガラツ八の八五郎がヌツと入ると、見通しの縁側に踞んで、朝の煙草にして居る平次は、氣の無い顏を振り向けるのでした。 江戸中に諜報の網を張つて居る順風耳の八五…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1943(昭和18)年8月号
分類NDC 913
公開日2016-03-05
最終更新2015-12-24
底本 「錢形平次捕物全集第十七卷 權八の罪」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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