銭形平次捕物控
162 娘と二千両
旧字旧仮名 約16,308字・読了目安33分
一 「わツ驚いた、ドブ板が陷穴になつて居るぜ。踏み返したとたんに赤犬が噛み付きさうに吠える仕掛は念入り過ぎやしませんか、親分」 ガラツ八の八五郎は危ふく格子戸につかまつて、件の噛み付くやうな赤犬を追ひ乍ら、四方構はぬ聲をあげるのでした。 「…
作品情報
| 初出 | 「東北文庫」1946(昭和21)年 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2016-05-18 |
| 最終更新 | 2016-03-04 |
| 底本 | 「錢形平次捕物全集第十八卷 彦徳の面」同光社磯部書房 |
| 入力 | 特定非営利活動法人はるかぜ |
| 校正 | 門田裕志 |
野村 胡堂の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。