野村 胡堂

銭形平次捕物控

148 彦徳の面

旧字旧仮名 約10,810字・読了目安22分

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一 「親分、變なことがあるんだが――」 ガラツ八の八五郎は、大きな鼻の穴をひろげて、日本一のキナ臭い顏を親分の前へ持つて來たのでした。 「横町の瞽女が嫁に行く話なら知つてるぜ。相手は知らないが、八五郎でないことは確かだ。今更文句を言つたつて…

作品情報

初出「文藝讀物」文藝春秋社、1943(昭和18)年9月号
分類NDC 913
公開日2016-03-08
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第十八卷 彦徳の面」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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