銭形平次捕物控
163 閉された庭
旧字旧仮名 約20,260字・読了目安41分
一 江戸開府以來の捕物の名人と言はれた錢形の平次は、春の陽が一杯に這ひ寄る貧しい六疊に寢そべつたまゝ、紛煙草をせゝつて遠音の鶯に耳をすまして居りました。 此上もなく天下泰平の姿ですが激しい活動のあひ間/\に、こんな閑寂な境地を樂しむのが、平…
作品情報
| 初出 | 「東北文庫」1946(昭和21)年 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2016-05-21 |
| 最終更新 | 2016-03-20 |
| 底本 | 「錢形平次捕物全集第十八卷 彦徳の面」同光社磯部書房 |
| 入力 | 特定非営利活動法人はるかぜ |
| 校正 | 門田裕志 |
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