野村 胡堂

銭形平次捕物控

171 偽八五郎

旧字旧仮名 約11,220字・読了目安22分

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一 「八、お前近頃惡い料簡を起しやしないか。三輪の萬七親分が變なことを言つて居たやうだが――」 八五郎の顏を見ると、錢形平次はニヤリニヤリと笑ひ乍ら、こんな人の惡いことを言ふのです。 「それですよ、親分。あつしはそんな惡い人間に見えますか」…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1947(昭和22)年9月号
分類NDC 913
公開日2016-06-14
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第二十卷 狐の嫁入」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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