野村 胡堂

銭形平次捕物控

114 遺書の罪

旧字旧仮名 約13,883字・読了目安28分

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一 「親分、ちよいと逢つてお願ひし度いといふ人があるんだが――」 ガラツ八の八五郎は膝つ小僧を揃へて神妙に申上げるのです。 「大層改まりやがつたな。金の工面と情事の橋渡しは御免だが、外のことなら大概のことは引受けるぜ」 平次は安直に居住ひを…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1940(昭和15)年10月号
分類NDC 913
公開日2016-08-19
最終更新2016-07-01
底本 「錢形平次捕物全集第二十卷 狐の嫁入」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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