野村 胡堂

銭形平次捕物控

102 金蔵の行方

旧字旧仮名 約15,742字・読了目安31分

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一 「へツ、へツ、可笑しなことがありますよ、親分」 「何が可笑しいんだ。いきなり人の面を見て、馬鹿笑ひなんかしやがつて、顏へ墨でもついてゐると言ふのかい」 錢形平次は、ツルリと顏を撫でました。三十を越したばかり、まだなか/\良い男振りです。…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1939(昭和14)年10月号
分類NDC 913
公開日2016-07-17
最終更新2016-06-10
底本 「錢形平次捕物全集第二十三卷 刑場の花嫁」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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