野村 胡堂

銭形平次捕物控

130 仏敵

旧字旧仮名 約13,361字・読了目安27分

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一 不動明王の木像が、その右手に持つた降魔の利劍で、金貸叶屋重三郎を突き殺したといふ、江戸開府以來の大騷ぎがありました。 八百八町には、その日のうちに呼び賣の瓦版が飛んで、街々の髮結床や井戸端は、その噂で持ちきつた日の夕景、――錢形平次のと…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1942(昭和17)年2月号
分類NDC 913
公開日2016-10-05
最終更新2016-10-03
底本 「錢形平次捕物全集第二十五卷 火の呪ひ」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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