野村 胡堂

銭形平次捕物控

184 御時計師

旧字旧仮名 約12,228字・読了目安24分

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一 「親分、ちよいと智慧を貸して下さい。大變なものが無くなりましたよ」 ガラツ八の八五郎、相變らずのあわてた調子で、錢形平次の家へ飛び込みました。 江戸の夏を飾る年中行事も一わたり濟んで、この上は抹香臭いお盆を待つばかりといふ頃。十日あまり…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1948(昭和23)年7月号
分類NDC 913
公開日2016-11-30
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第二十五卷 火の呪ひ」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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