野村 胡堂

銭形平次捕物控

203 死人の手紙

旧字旧仮名 約13,331字・読了目安27分

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一 「親分、死んだ人間が手紙を書くものでせうか」 あわて者のガラツ八は、今日もまた變梃なネタを嗅ぎ出して來た樣子です。 町庇の影が漸く深くなつて、江戸の秋色も一段とこまやかな菊月のある日、 「何を言ふんだ。生きてゐる人間だつて、書けねえのが…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1949(昭和24)年10月号
分類NDC 913
公開日2017-03-24
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第二十六卷 お長屋碁會」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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