野村 胡堂

銭形平次捕物控

208 青銭と鍵

旧字旧仮名 約12,611字・読了目安25分

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一 「親分、良い天氣ですぜ。チラホラ梅は咲いてゐるし、お小遣はフンダンにあるし――」 「嘘をつきやがれ。梅の咲いたのは俺だつて知つてゐるが、八五郎の財布にお小遣がフンダンにあるわけはないぢやないか」 錢形平次と子分の八五郎は相變らずの調子で…

作品情報

初出「宝石」1949(昭和24)年
分類NDC 913
公開日2017-04-06
最終更新2017-03-24
底本 「錢形平次捕物全集第二十七卷 猿蟹合戰」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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