野村 胡堂

銭形平次捕物控

224 五つの壺

旧字旧仮名 約17,065字・読了目安34分

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一 「親分、長い間お世話になりましたが――」 八五郎はいきなり妙なことを言ひ出すのです。まだ火の入らない長火鉢の前、お茶をのんで煙草をふかして、煙草を呑んでお茶を啜つて、五尺八寸の身體が、ニコチンとカフエーンで一杯になつた頃、何やら繼穗のな…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1950(昭和25)年12月号
分類NDC 913
公開日2017-05-26
最終更新2017-03-11
底本 「錢形平次捕物全集第二十八卷 遠眼鏡の殿樣」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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