野村 胡堂

銭形平次捕物控

223 三つの菓子

旧字旧仮名 約14,224字・読了目安28分

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一 谷中三崎町に、小大名の下屋敷ほどの構へで、界隈を睥睨してゐる有徳の町人丁子屋善兵衞。日本橋の目貫にあつた、數代傳はる唐物屋の店を賣つて、その金を高利に廻し、贅澤と風流と、女道樂に浮身をやつし、通と洒落と意氣事に、夜を以て日に繼ぐ結構な身…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1950(昭和25)年11月号
分類NDC 913
公開日2017-05-23
最終更新2017-04-18
底本 「錢形平次捕物全集第二十八卷 遠眼鏡の殿樣」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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