野村 胡堂

銭形平次捕物控

221 晒し場は招く

旧字旧仮名 約15,689字・読了目安31分

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一 「親分、日本橋の騷ぎを御存じですかえ」 「知らないよ。晒し物でもあつたのか、――相對死の片割れなんかを、ぼんやり眺めてゐるのは殺生だぜ」 平次は氣のない顏をして、自分の膝つ小僧を抱いたまゝ、縁側から初秋の淺黄色の朝空を眺めて居ります。 …

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1950(昭和25)年9月号
分類NDC 913
公開日2017-05-16
最終更新2017-03-11
底本 「錢形平次捕物全集第二十八卷 遠眼鏡の殿樣」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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