野村 胡堂

銭形平次捕物控

320 お六の役目

旧字旧仮名 約14,145字・読了目安28分

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一 「あ、八五郎親分ぢやありませんか」 江の島へ行つた歸り、遲くもないのに、土藏相模で一と晩遊んだ町内の若い者が五六人、スツカラカンになつて、高輪の大木戸を越すと、いきなり聲を掛けたものがあります。 「誰だい、俺を呼んだのは」 振り返ると、…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1954(昭和29)年5月号
分類NDC 913
公開日2017-02-05
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第三十四卷 江戸の夜光石」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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