飯田 蛇笏

茸をたずねる

新字新仮名 約7,572字・読了目安15分

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秋が来る。山風が吹き颪す。欅や榎の葉が虚空へ群がってとびちる。谷川の水が澄みきって落栗が明らかに転びつつ流れてゆく。そうすると毎年私の好奇心が彼の大空へ連なり聳えた山々のふところへ深くもひきつけられる。というのは其の連山のふところにはさまざ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2013-01-04
最終更新2014-09-16
底本 「花の名随筆10 十月の花」作品社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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