欝金草売
旧字旧仮名 約588字・読了目安1分
花のなかなる欝金草は鳥のなかなる孔雀の如し。かれに香無くこれに歌無し。かれは其袍を、これは其尾を矜る。 「珍華園」 あたりはしんとしてゐる。博士ホイルテンの指の下に羊皮紙の擦れる音ばかりだ。博士は彩色の飾文字を散らした聖典を見つめてゐて、た…
作品情報
| 初出 | 「三高仏蘭西協会雑誌」1915(大正4)年3月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 951 |
| 公開日 | 2012-12-12 |
| 最終更新 | 2014-09-16 |
| 底本 | 「上田敏全訳詩集」岩波文庫、岩波書店 |
| 入力 | 川山隆 |
| 校正 | 岡村和彦 |
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