堀 辰雄

燃ゆる頬

旧字旧仮名 約8,048字・読了目安16分

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私は十七になつた。そして中學校から高等學校へはひつたばかりの時分であつた。 私の兩親は、私が彼等の許であんまり神經質に育つことを恐れて、私をそこの寄宿舍に入れた。さういふ環境の變化は、私の性格にいちじるしい影響を與へずにはおかなかつた。それ…

作品情報

初出「文藝春秋 第十年第一号」1932(昭和7)年1月号
分類NDC 913
公開日2012-12-03
最終更新2014-09-16
底本 「堀辰雄作品集第一卷」筑摩書房
入力大沢たかお
校正岡村和彦

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