富永 太郎

PANTOMIME

新字旧仮名 約158字・読了目安1分

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うす暗い椽側の端で、 琥珀色した女の瞳が 光つた――夫に叛いた。 もうむかふへ向いた、 庭の樹立と遊んでゐる―― あの狡猾なまなざしは。 とり残された共犯者が 清潔な触手で追ひかける。 だがみんな滑つてしまつた、 女の冷たい角膜の上を。 夫…

作品情報

分類NDC 911
公開日2014-03-17
最終更新2014-09-16
底本 「富永太郎詩集」現代詩文庫、思潮社
入力村松洋一
校正川山隆

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