富永 太郎

頌歌

新字旧仮名 約127字・読了目安1分

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鋼の波に アベラール沈み 鉛の艫に エロイーズ浮む 骸炭は澪に乗り 直立する彼岸花を捧げて走り 『死』は半ば脣を開いて 水を恋ひ また 燠を霊床とする すべては 緑礬のみづ底に息をつく 象牙球の腹部の内側に

作品情報

初出「山繭 第四号」1925(大正14)年3月
分類NDC 911
公開日2013-11-04
最終更新2014-09-16
底本 「富永太郎詩集」現代詩文庫、思潮社
入力村松洋一
校正Juki

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