野村 胡堂

銭形平次捕物控

081 受難の通人

旧字旧仮名 約17,265字・読了目安35分

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一 錢形平次が關係した捕物の中にも、こんなに用意周到で、冷酷無慙なのは類のないことでした。 元鳥越の大地主、丸屋源吉の女房、お雪といふのが毒死したといふ訴へのあつたのは、ある秋の日の夕方、係り同心漆戸忠内の指圖で、平次と八五郎が飛んで行つた…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1938(昭和13)年10月号
分類NDC 913
公開日2014-06-10
最終更新2014-09-16
底本 「錢形平次捕物全集第十二卷 鬼女」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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