今野 大力

立待岬にいたりて

新字新仮名 約315字・読了目安1分

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露西亜の船の沈んだ片身に残したと聞く石を抱いて われは又ある日のざんげをするか 函館山は高く 要塞地として秘密を冠る おごそかな 壮大なる岩礁の牢たる屹立は 東方に面して 何をひそかに語りつつあるか 黒鳥のあまた 岩に群がり 波に浮び 魚を…

作品情報

初出「旭川新聞」1928(昭和3)年5月31日
分類NDC 911
公開日2015-04-22
最終更新2015-03-08
底本 「今野大力作品集」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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