銭形平次捕物控
209 浮世絵の女
旧字旧仮名 約21,110字・読了目安42分
一 「親分、聽いたでせう?」 ガラツ八の八五郎は、鐵砲玉のやうに飛び込んで來ると、格子戸と鉢合せをして、二つ三つキリキリ舞ひをして、バアと狹い土間へ長んがい顎を突き出すのです。 「聽いたよ。今鳴つたのは、上野の辰刻(八時)だ。どんなに腹が減…
作品情報
| 初出 | 「小説の泉」1948(昭和23)年9月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2017-04-09 |
| 最終更新 | 2017-03-11 |
| 底本 | 「錢形平次捕物全集第二十九卷 浮世繪の女」同光社 |
| 入力 | 特定非営利活動法人はるかぜ |
| 校正 | 門田裕志 |
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