野村 胡堂

銭形平次捕物控

269 小判の瓶

旧字旧仮名 約15,308字・読了目安31分

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一 「親分變なことを訊くやうですがね」 ガラツ八の八五郎は、こんな調子できり出しました。櫻が散ると御用もひと休みで、久し振りで錢形平次は、粉煙草をせゝりながら、高慢らしい物の本などをひろげてゐたのです。 「お前の言ふことは大概變なことばかり…

作品情報

分類NDC 913
公開日2017-07-20
最終更新2017-07-17
底本 「錢形平次捕物全集第二十九卷 浮世繪の女」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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