野村 胡堂

銭形平次捕物控

315 毒矢

旧字旧仮名 約13,349字・読了目安27分

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一 「へツへツ、へツへツ、隨分間拔けな話ぢやありませんか」 ガラツ八の八五郎が、たがが外れたやうに笑ひながら、明神下の平次の家に笑ひ込むのです。 世間はまだ松が取れたばかり、屠蘇の香りがプンプンとして居やうといふ時ですから、笑ひながら來る分…

作品情報

初出「キング」1954(昭和29)年1月号
分類NDC 913
公開日2017-01-22
最終更新2016-12-25
底本 「錢形平次捕物全集第三十三卷 花吹雪」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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