佐々木 味津三

右門捕物帖

37 血の降るへや

新字新仮名 約22,829字・読了目安46分

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1 その第三十七番てがらです。 二月の末でした。あさごとにぬくみがまして江戸も二月の声をきくと、もう春が近い。 初午に雛市、梅見に天神祭り、二月の行事といえばまずこの四つです。 初午はいうまでもなく稲荷まつり、雛市は雛の市、梅見は梅見、天神…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-04-20
最終更新2014-09-17
底本 「右門捕物帖(四)」春陽文庫、春陽堂書店
入力tatsuki
校正はやしだかずこ

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