野村 胡堂

銭形平次捕物控

079 十七の娘

新字新仮名 約15,661字・読了目安31分

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一 荒物屋のお今――今年十七になる滅法可愛らしいのが、祭り衣裳の晴れやかな姿で、湯島一丁目の路地の奥に殺されておりました。 「まア、可哀想に」 「あんな人好きのする娘をねエ」 ドッと溢れる路地の野次馬を、ガラッ八の八五郎、どんなに骨を折って…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1938(昭和13)年8月号
分類NDC 913
公開日2019-02-18
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(四)城の絵図面」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正結城宏

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