野村 胡堂

銭形平次捕物控

009 人肌地蔵

新字新仮名 約13,592字・読了目安27分

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一 かねやすまでを江戸のうちと言った時代、巣鴨や大塚はそれからまた一里も先の田舎で、田も畑も、武蔵野のままの木立も藪もあった頃のことです。 庚申塚から少し手前、黒木長者の厳しい土塀の外に、五六本の雑木が繁って、その中に、一基の地蔵尊、鼻も耳…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1931(昭和6)年12月号
分類NDC 913
公開日2018-02-21
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(三)酒屋火事」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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