野村 胡堂

銭形平次捕物控

045 御落胤殺し

新字新仮名 約17,942字・読了目安36分

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一 「親分、――ちょいと、八五郎親分」 ガラッ八は背筋を擽られるような心持で振り返りました。菊日和の狸穴から、榎坂へ抜けようというところを、後ろからこう艶めかしく呼止められたのです。 「どこだ」 グルリと一と廻り、視線で描いた大きい弧がツイ…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1935(昭和10)年11月号
分類NDC 913
公開日2018-09-11
最終更新2019-11-08
底本 「銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正結城宏

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