野村 胡堂

銭形平次捕物控

090 禁制の賦

新字新仮名 約13,501字・読了目安27分

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一 笛の名人春日藤左衛門は、分別盛りの顔を曇らせて、高々と腕を拱きました。 「お師匠、このお願いは無理でしょうが、亡くなった父一色清五郎から、お師匠に預けた禁制の賦、あれを吹けば、人の命に拘わるという言い伝えのあることも悉く存じておりますが…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1939(昭和14)年7月号
分類NDC 913
公開日2019-04-04
最終更新2019-11-08
底本 「銭形平次捕物控(十)金色の処女」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正結城宏

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