野村 胡堂

銭形平次捕物控

136 鐘五郎の死

新字新仮名 約11,721字・読了目安23分

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一 三河町一丁目の大元締、溝口屋鐘五郎の家は、その晩割れ返るような賑わいでした。親分の鐘五郎は四十三歳、後厄の大事な誕生日を迎えた上、新たに大大名二軒の出入りを許されて、押しも押されもせぬ、江戸一番の人入れ稼業になった心祝いの酒盛りだったの…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1942(昭和17)年8月号
分類NDC 913
公開日2016-10-26
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(十四)雛の別れ」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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